イギリス発祥のダーニング授業
- 3月4日
- 読了時間: 2分

昨日はちくご川コミニティ財団さんのご縁で
JICA青年海外協力隊でエチオピアに服飾を
教えに行かれた望さんにイギリス発祥の
ダーニングを教えていただきました。
ダーニングの「服を育てていく」その
発想が江戸時代の日本の循環社会のようで
とても素敵な文化だなと思いました。
江戸時代の日本は世界に稀に見る
循環型社会であったと言われています。
その背景には、鎖国下で限られた資源を
最大限に活用しなければならなかったと
いう社会的な背景がありますが、そこから
私達は学ぶことが多いように感じます。
着なくなった着物は、仕立て直し
子ども服や羽織、布団の生地にし
さらに、ボロボロになるとおむつ
雑巾となり、最後はかまどの燃料
として使われ、そこで出た灰は
肥料になっていたそうです。
また、人の排泄物も肥料にしていたという
現代人の私たちには想像もつかないような
発想で持続可能な社会を築いていたことが
分かります。
まさに究極の循環社会です。
心和学園でもこんな循環を
大事にしていきたいと改めて思いました。
望さんがダーニングを教えてくださる時に
すごく共感するところがありました。
それは【準備が整ってから行うのではなく
ないなら、ないなりに工夫しならがやる】
という所です。
ダーニングで使うマッシュルームという
道具があるのですが、数が揃わなかったので
望さんはその辺にある物でなんとか
代用しようとしていました。
結局、代用品として使ったのは海で
拾ってきた丸い石や貝殻でした。
まさにエチオピアという【ない】が
当たり前の環境にいたからこその
工夫だと思います。
環境が整ってからできないという諦める
人生よりもないならないなりに工夫する
人生の方が豊かになると私たちは思っています。
望さんの姿を見てダーニング以上のものを
受け取った一日でした。
河津昇(ずっちー)



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